銀河徘徊記(2004年4月管理人雑記)

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銀河徘徊記

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管理人雑記ログ(2004年4月)

雑記  2004年4月2日(金)  足元

先月中旬頃まではサイトの更新が比較的順調に進行し、公私にわたり諸事全般概ね良い方向に物事が流れておりましたが、好事魔多しとはよく言ったもので先月19日にミニバイクと接触事故を起こしてしまいました。

思えば免許取得以来、昨年9月に信号無視違反をするまで無事故無違反で慢心にどっぷりと漬かり、法規違反を真摯に受け止めず、さしたる反省もせずに運転を続けてきた私へ天誅が下ったものと思われます。

ミニバイクの運転者は高齢のご婦人で、幸い軽傷で済み事なきを得ましたが、状況を考えると死亡事故に至っていても不思議ではありませんでした。

私は常日頃から物事に動じず冷静沈着な行動がとれるとか、理にかなった思考ができると自負しておりましたが、自分の不注意が他人を傷つけるという事態に陥り私の愚かな自負心は砕け散り、深い後悔の念に苛まれる毎日でした。 しかし被害者の方が回復するにつれ、安堵が広がると共に薄れ行く自責の念に人間とはかくも身勝手なものだと痛感する次第です。

自分だけは大丈夫とか、私はいつも安全運転をしているという思い込みが知らず知らずのうちに「油断」を生んだのでしょう、取り返しのつかない事になる前に、車(凶器)を運転する充分な自覚を今一度自身に問い直すことが出来、或る意味私は幸運だったのかも知れません。

このように自らの不注意の結果を晒すことには少なからず躊躇いがありましたが、ご覧になられた方が私が起こした事故を他山の石として運転に細心の注意を払われ事故なく過ごされますよう願っております。


幣サイトがリンクさせて頂いている「あだしの」様の管理人ぬえさんが、私のパチンコ依存状態を妖怪に魅入られた愚かな人間としてテキスト/絵にして下さいました、今そのテキストの一言一句を噛みしめています。

刹那快楽君(せつなかいらくのきみ)より引用

娯楽は娯楽でしかなく、生活の根本ではありません。またこれは何もギャンブルに限らず、凡そ人が趣味と呼ぶものに対しても同じことが言えるかと思います。僕らは絶えず何かに現(うつつ)を抜かし、そればかりか自らが掲げた目標とは逆の方向に歩を進めようとします。

ぬえさんは私の息子とほぼ同い年、まさに「背負うた子に浅瀬を教えられる」を地でいってしまい、とても分別を備えた大人とは言い難い自分が情けなくなります。

同引用

一時の快楽を得たいがために、生活バランスを無茶苦茶にすることは、まともな感覚ではできません。そんなまともでない時には、よーく足元を見て下さい。自らの立脚地を再確認するとともに、見慣れないモノをもまた発見することでしょう。

二の矢です、全く持って返す言葉もありません、自らの足元を見ようとせず奢り高ぶった人間は必ずどこかで躓くものです、自業自得はともかく他人に危害を及ぼすに至っては弁解の余地はなく、事が起こってから気づいてもまさに「後悔先にたたず」、大事なものを人から奪ったり自らの大事なものを失う前に、常に自戒を忘れないように教訓にします「よーく足元を見て」

刹那快楽君(せつなかいらくのきみ)は「あだしの」様の■10000ヒット記念 現代百鬼夜行 企画に私が応募(妖怪名とギャンブル依存をお伝えしただけ)し、ぬえさんの想像力と文章表現力でいみじくも私の馬鹿な内面に向き合わせるテキストに表現してくださったものです。

事故を起こす前に採用して頂いたリクエストで3/27に掲載されましたが、私がギャンブルに現を抜かしている様を危惧し、事故を予見するかのような警句があり不思議な思いで拝見しました。

事故対応や事後処理に追われ、未だお礼も申し上げるに至っておりません、「刹那快楽君」はともすれば安易な行動に走り、身の程を弁えず歳を無駄に重ねた未熟な私への教書として大切にしたいと思っております。

ほんとうに有り難うございました。

 SpaceHistory 2004.4.2  Refre 

雑記  2004年4月6日(火)  白状

今更ですが私が標榜している閲覧ルールの中に「一期一会」ってのがあります、徘徊先のサイト閲覧は一度きりとし再帰しないと宣言していたのですが、全サイトではありませんがアンテナ経由でこっそり?巡回しています。

実はサイトを拝見する度にHTMLソースを眺めるのを密かな楽しみにしているのですが、ほぼ私が閲覧したサイトの90%はアクセス解析を設置されています、ということはゴソゴソと徘徊する怪しい私は管理人さんに知られていることになり、人様のサイトを覗き訳のわからぬコメントで勝手にリンクしている幣サイトにクレームの一つや二つ来ても不思議ではありません。

サイト名や引用を間違えて一度クレームを頂きましたが、大抵の閲覧サイト様は私の意味不明なコメントを無視して頂いており感謝しています、まぁ忙しいのにこんなうらぶれたサイトに構っていられないってことだと思いますが、3月3日にご紹介したfunfactoryさんが過日の日記で「解析から逆アクセスしていたらいつの間にか訳のわからんサイトからリンクされていて、若いのに30代ぐらいの管理人とかコメントされていた、プンプン」と日記に書かれていました。

常日頃自己満足サイトを標榜しているものの、このように反応していただくと何かしら嬉しい気分になるのは私の修行が足りないのかも知れません。


「こっそり?巡回しています」て、はてなアンテナをパブリックモードにしてトップにiconあるやないか!
まぁ別に見て下さいちゅう訳やないねんけど、興味あったらどうぞってことですわ。  アンテナも前はプライベートモードにしててんけど、あるサイトの管理人さんが興味があって見たい思てもプライベートモードやったらガッカリするゆうてましたしなぁ。
それにしても偉そうに「自己満足」やゆうてるくせに、反応があったら嬉しいてえらい矛盾してるな。
いゃぁ、所詮人間ちゅうもんは矛盾の塊ですわ、そやから悩みが尽きまへんのや。
ほぅ、どこぞの学者先生みたいにわかった風なセリフを吐くやないか、オッサンには似合わんわ。
そないぼろくそに言わんといて、ヘタレな雑記でも「楽しみにしてます」てゆうてくれる人も居るんやで。

 SpaceHistory 2004.4.6  Refre 

雑記  2004年4月13日(火)  本物

今回ご紹介したサイトは「ココログ」で作成/更新されています、いつでも思った時に気軽に更新できるようでして、料理やら景色など写真も沢山あります。

いろんな場所や季節・時間で撮影された富士山が掲載されていて実に綺麗なのですが、朝な夕なに実物が見られる環境に誠に羨ましい思いが致します。

私も幾度か、新幹線や飛行機から富士山を眺めたことがありますが、乗り物から眺めても「ほぅ綺麗だな」ぐらいの印象しか残らず日頃と同様ボンヤリ見るのが常ですが、数年前私の両親と日光へ車で行った折、由比SAから絶景の富士山を見ました、雲ひとつなく見事に晴れ渡った中、視界のぼぼ五割方を雄大な富士山が占める様に圧倒され言葉もなく立ち尽くしていた事を思い出します。

ウットリと眺めていると、雄大な富士山に体が吸い込まれてゆくような感覚に襲われ、私の五感が自然と溶け合うかのような不思議な高揚を感じたのを記憶しています。

自然に限らず、音楽・絵画など本当の本物に囲まれて暮らしている人達は、本物を見たときだけに感じる高揚感を味わっているのでしょう、私は高級な絵画や質の高い音楽とは無縁の生活を送る貧乏サラリーマンですが、本物の自然だけはなんとかなりそうに思えます、しかしそれすら叶えることが出来ない自分を無性に腹立たしく思う時がありますねぇ、なんか出来そうなのに出来ない時、そんな時に自分の努力不足を棚に上げて安易なストレス発散に走るわけですが。

そんな偉そうなこと言う前に、本物を見る力を養うほうが先やろ、無駄金ばっかり使わんと、おっちゃんの審美眼を養うために投資せなアカンで。
そやけどあんまり先も長ないし、老後の生活が不安でついつい「言うは易し行なうは難し」ってなるんや。
老後の生活とつまらん事に金使う事にどんな関係あんねん!
あんさんも歳いったら判りますわ、先が不安だらけやったり、希望が持てんかったら人間って自堕落になるもんでっせ。
何事も社会やひとのせいにしたらいイカンてオッサン言うてなかったか?
…………ぐぅ。

毎月幣サイトのトップを飾らせて頂いているイラストですが、幣サイトリンク集内の素材提供サイト様を巡回して私の主観で選び御提供頂いております。

もちろん自分自身は勝手に悦に入っておりますが、果たして幣サイトを訪問される方にはどのように見えているのでしょう?

それぞれのイラストそのもののクオリティは申し分ありません、要は私の、サイトイメージ+季節感+イラストの組み合わせのセンスが皆様の目にどのように映っているかが気がかりな所です。

まぁ「良いセンスだ」ってのを期待するほどおめでたい人間ではありませんが「イラストを台無しにしている」と言われるのが一番痛いところであります、気になって夜も8時間ぐらいしか眠れません、そこで中年親父のセンスについて物申すという奇特な方がおられたら、是非掲示板に一言書き記して下さいませ。

毎月そんなこんなを自問自答する管理人が今年3月のイラストを模索していた折、幣サイト開設当初よりお世話になっている13-Thirteenさんで、私のハートをガッチリ掴んで離さないイラストを拝見したのです、しかし残念ながらFree素材ではありませんでした。

13-Thirteenさんは素材のみならず「短歌,俳句,詩,音楽,言葉」と豊富なコンテンツがあり、今回拝見したのはWords & Gallery内のMindに掲載されている「二月」のイラストでした、そのイラストと中に記されたことばに、えもいわれぬ思いを抱き季節外れとはいえ「どうしてもトップイラストとして飾りたい」と思ったのです。

私の究極のセンス、興味のある方はMind-森羅万象「二月」をご覧下さい。

ほぅそれで13日に更新か? おっちゃんらしい訳の判らんきくばりななぁ。

近頃マスコミ・TVを賑わしている「イラク邦人人質事件」の経過状況を見ていてフト感じたことがあります。

私事ではありますが、数十年前に私の従兄が中央アルプス縦走登山の途中空木岳で滑落遭難致しました、当時私は中学1年か2年だったと思います、随分昔の話で恐縮しますが少しお付き合いを。

季節の頃も丁度今頃で、従兄は翌月に結婚式を控え独身最後の登山と称し、僅か3名のパーティで中央アルプス縦走登山に向かいました、詳細な記憶は定かではありませんが、少人数のパーティなので命綱もせずピーク部を縦断中ピッケルが破損し、尾根から二百数十メートル滑落したのです。

当時事情があって従兄は祖父母と暮らしており、私が祖父母宅へ行く度に遊んでもらったり小遣いをもらったりして可愛がってもらったものです。

遭難の第一報がもたらされるや否や、私も含めた親族が現地へ向かったのですが、そこで私が見たものは、ほぼ毎日のように祖父母や私の両親が、それこそ地面に頭をこすりつけんばかりに関係者(現地警察・消防、山岳会)の方々に迷惑をかけていることを詫びている姿でした。

関係者の方々のご協力により、滑落事故から一週間後遺体を収容することが出来たのですが、まだ残雪深い状況のなか危険を顧みず懸命に連日捜索される方々を見ていて、子供ながらにも感激したものです。

そんな中捜索も三日目を過ぎたあたりに、私の親父が宿泊先の旅館で深夜酒を飲みながら親族と話をしているのを、聞くともなしに聞いていた時です、「もうあきらめよ、勝三も好きな山登りで死んで本望やろ、それに慌ててロクな準備もせんと行った本人の責任や、同行者が無事やったんが救いや」、「いくらお金さえ払えばヘリやなんやで捜索してもらえる言うても、二次遭難者でも出たら悔やみきれんし、山岳会に人らにもこれ以上迷惑かけられへん」…。

後で聞いた話ですが、自宅に遺体を運ぶまでに200万ほどかかったそうです、当時の200万といえば相当な金額でよく我が親族が負担できたものだと感心しますが、当事者にとってはお金の問題ではないんですね。

条件を置き換えてみると、よく似たケースのように思います、危険を認識していながら事前に周到な計画や準備をしていない、事故(事件)が起こる、結果として関係者(今回の場合全ての関係者が任意で関係者になったわけではない)の方々に迷惑・危険が及ぶ。

被害者家族の心情は察するに余りあります、また「時代が違う」という意見もありましょう、しかしながらマスコミ・TVを通じて被害者家族の言動を見聞きすると正に「天上天下唯我独尊」不愉快極まりなく、恥の文化という言葉が死語になりつつある現実を実感する次第です。

いずれ事件は終息し、真相が明らかなるかも知れません、いかなる終焉を迎えようが、いかなる真相であろうが幣サイトでは二度と触れたくない話題です。

 SpaceHistory 2004.4.13  Refre 

雑記  2004年4月19日(月)  お知らせ

この度幣サイトにメールフォームを設置致しました、共通ナビゲーション一段目の[Mail]です。

幣サイトの掲載内容に関する感想やその他諸々、また管理人に対する苦情・叱咤激励等を気軽に送って頂ければと思い立ったのがキッカケで、決して多くのサイトでフォームを設置するのが流行っているのを真似た訳ではありません。(ここまで書けばお分かりのように真似しただけです)

慈愛に満ちた皆様の鋭いツッコミを期待しております。

 SpaceHistory 2004.4.19  Refre 

雑記  2004年4月22日(木)  短気

全く持って我ながら短気なことこの上ないと、つくづく思う今日この頃です。

19日にメールフォームを設置したのですが、いざテストをしてみるとうまく動作しないことが判明、色々と配布元サイトや関係サイトにアクセスして設置・設定ミスを特定しようと、まるまる3日間ほど試行錯誤しましたが…

結論からいうと、どうしても原因を特定できずイライラが最高潮に達し「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」とバッサリ、新しいホトトギスを探して入れ換えました。

新しい「ホトトギス」は添付ファイルOKです、取敢えず私が思いつく拡張子を設定していますが、こんなのが足りないとか、サイズ制限が不満だと思われたらお知らせ下さい。

今度こそ、慈愛に満ちた皆様の鋭いツッコミを期待しております。

 SpaceHistory 2004.4.22  Refre 

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