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さしたるトラブルもなく無事予定通りに帰国です、出発時つぼみさえ無かった桜が満開なのを見て一週間の浦島太郎気分。
恒例の時差ボケも思ったより酷くなく、万事順調にいったかと思いきや旅程終盤に風邪を引き体調は最悪です。
更に追い討ちをかけるように仕事が山積しております、精神的なリフレッシュを求めて旅行をしたのですが旅行前より鬱状態が酷くなったような気がしてならない今日この頃です。
トルコはご存知のように国民の98%以上がイスラム教徒です、イスラムは厳しい戒律(礼拝・ラマダン・飲酒の禁止等)で知られていますが、イスタンブールから同行した現地ガイド氏の説明によると、イスラム圏の中でもっとも戒律に無頓着なのがトルコ人だと言っていました。
ガイド氏自身は礼拝は時間があってもあまりしないし、また一日に300キロ以上移動する場合はしなくてもよいルールがあるので自分は礼拝しなくても構わないとか、ビールもワインも地酒(ラク)も飲み放題、ラマダンにしても本来30日間なのですがしんどいので1日でやめたそうです、別にガイド氏が破天荒なわけでもなく平均的なトルコ人がそうらしいとのこと。
唯一豚肉を食べないのは大多数の人が守っているそうです、それぞれの戒律の由来を説明して頂きましたがそれぞれ理にかなった理屈がありますが、現代では実情にそぐわないことも多くあり、そのあたりを柔軟に解釈しているらしいですね。
しかしながらモスクの数は半端な数ではありません、まぁ人の住むところ至る所に建っています、人口比で言えばカソリック圏の教会を遥かに凌駕しているでしょう。
また近年「イスラム」=「テロ」の認識が広まる現象を憂慮して、ガイド氏は再三違いを説明していましたが、よほど無教養な日本人でも無い限りそのような短絡思考はしないと思います、どんな宗教にも原理主義を唱える人達はいるものです、柔軟性に乏しい原理主義から派生する行動はややもすると過激になるのは避けようもなく、こと暴力行為に及べば復習の連鎖現象はとどまることがないものです。
概ね予想通りの旅でしたが、想定外だったのがトルコ料理、やれ世界の三大料理だとか日本人の口に合う料理だとの触れ込みだったのですが、私の味覚(貧乏舌?)とは全く合いませんでした、毎度のことですがマダマダ日本料理に勝る料理には出会えそうにありません、残念!。
あぁもうひとつ距離感覚、バスで観光するのですが、毎日の移動距離は約500キロ前後、疲れない訳がありませんね。
トルコ国内のみの観光とたかをくくっていましたが、面積が日本の二倍あるということをすっかり失念しており、自分の間抜けぶりを棚に上げぶつぶつと文句を垂れておりました、飛行機の禁煙もつらいもんですが、バスでトイレを我慢するのもこれまた「しんどい」。
業務多忙につきしばらくサイト閲覧を休止致します。
災難(仕事)は忘れたころにやってくる、本年7月いっぱいまでの期限付き業務をこなさなければなりません、これほどモチベーションが低下した状態で取り組まなければならないのは、私の日頃の行いが良くないからです。
SpaceHistory 2005. 4.12 Refre
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